見沼くらしっく館主催の「手打ち蕎麦講座」がくらしっく館近くのさいたま市見沼区片柳の「片柳コミニューセンター」 調理室で行われました。調理台は五基、一基は講師とボランテァで使用のため一基二名の受講者で八名の方が手打ち蕎麦に挑戦されました。今回は若い受講者が多く、覚えも早く上手に出来ました。そば粉の調合から茹でまで受講者自身が行い貴重な体験になったと思います。打った(ぶった)蕎麦は、すべて受講者の自己責任で食べて戴き、全員完食でした。 手打ち蕎麦講座 2008/10/22(水)10:00〜13:00
1.粉合せ
そば粉100g 小麦粉(中力粉)50g をポリ袋に入れ、よく混ぜます。
2.加水・水回し
そば粉+中力粉×50%=約75gの水を用意します。入れる水量ではありません。
3.練り
水は数回に分けて注ぎ、そば粉全体に水をゆきわたらせます。
ゆっくり丁寧にこねて、くくり(まとめ)ます。
4.へそ出し
円錐形にしてから鏡餅状にするのが簡単です。打ち粉は最小限に!
5.のし
始め手のひらで押し広げてから、めん棒で広げます。
生地をめん棒に巻きつけ方向を変えながらのし、厚さを均一にします。
6.たたみ
延した生地を包丁の長さより短くたたみます。
7.切り
使い慣れた包丁で、細めに太さをそろえて切ります。
8.茹で
たっぷりの水を沸騰させ麺を広げながら入れます。
麺を入れ沸騰したら、さい箸でしずかに混ぜます。
9.洗い
汲み置きした水をかけ、水道水で洗います。その後冷水につけると麺が引き締まります。
10.食
皿盛り、熱々汁つけ麺で食します。汁は鶏肉と長ネギを油で炒め、めんつゆ、醤油で講師が全員の分をまとめて作ります。
薬味は地元、旬の長ネギ、根生姜、柚子で、デザートはくらしっく館の甘柿です。
◎受講者・講師・ボランテァとも持参する物
エプロン、三角頭巾、ふきん、台拭き、タオル、ポリ袋、使い慣れた包丁等
◎講師(くらしっく館)が用意する物品
そば粉、中力粉、めんつゆ、醤油、サラダ油、鶏肉、長ネギ、根生姜、ユズ、お茶。
割り箸、ゴミ袋、手洗い洗剤、食器洗剤、スポンジ、すいのう、受講者ネームプレート。
◎職員、講師、ボランテァの方は調理室に9時集合。
◎反省点
一人前150gでは多すぎ、次回は140g予定。
沸騰した湯に麺を入れ直ぐにかき回したため麺が切れた方がいました。
供え付けの大きすぎる駒板、麺切り包丁にこだわらず、自前の手駒と菜切り包丁で十分です。
(さいたま市見沼区片柳)