63.菌食性の動物/マクキヌガサタケ/クロボシヒラタシデムシ
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1.観察日     2000年8月11日
2.場所      長野県八風山 1315m
3.環境      シラビソ林
4.動物名     クロボシヒラタシデムシ 14〜16o(シデムシ科)
5.菌類名     マクキヌガサタケ(スッポンタケ科)
6. 通常食     動物の死体 植物 菌類
7.観察事項  植林してから30年位経ったシラビソ林で7月から11月までマクキヌガサタケが発生、観察できる。カサの粘液はハエ類が競って食しているが、このシデムシはレース状のマント、柄、タマゴの粘液を食べていた。警戒心が強く、逃げ足が速いので気づかれぬよう観察、撮影するのが大変。ムカデやハサミムシは柄の中にひそんでいる。カサの胞子はまだハエ類に食べられていない。