1.観察日 2001年7月7日
2.場所 栃木県
3.環境 アカマツ林
4.動物名 甲虫の幼虫
5.菌類名 ヒトクチタケ
6.通常食 松材か ?
7.観察事項 アカマツのほぼ枯死した材に発生したヒトクチタケの内部を食していた。松林に入るとヒトクチタケの臭いで発生がわかる。
8.その他 穴の開いたヒトクチタケのなかには必ず甲虫が見られる。オオコヌストやオオヒラタケシキスイである。ヒトクチタケは硬そうに見えるが成長期、口となる部分は寒天質のように柔らかい。ヒトクチタケの口が開いてから虫が潜入するのか、虫が柔らかい寒天質に穴を開け自らもぐり込むのか、興味あるところだ。私は松材にいた甲虫が穴を開け、産卵のためにもぐり込むと推測している。事実、写真のように幼虫がヒトクチタケの内部を食しながら成長している。
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