1.観察日 1999年9月23日
2.場所 長野県八風山 1315m
3.環境 シラビソ林
4.動物名 ハエの仲間
5.菌類名 マクキヌガサタケ(スッポンタケ科)
6.通常食 菌類 雑食
7.観察事項 スッポンタケ科の粘液はハエ類にとって貴重な食料だ。菌類も胞子を拡散してもらえるし持ちつ持たれつの関係にある。マクキヌガサタケの大きいものは30pにもなる。
8.その他 キヌガサタケは竹林に発生するがマクキヌガサタケは針葉樹林に発生する。マツ科やモミ科の樹林に発生することが多い。普通はカラマツ林やモミ林の地表に発生しているが、朽ちた針葉樹材から発生することもある。ウスキキヌガサタケはブナ科のシイやカシの林に発生するが関東地方では見たことがない。
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