■2007年01月14日(日)
元興神(がごぜ)絵馬展 中瀬由美子氏
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 | 元興神(がごぜ)の由来 中瀬由美子氏の展示説明文より 元興神(がごぜ)絵馬は、奈良県奈良市の元興寺(がんごうじ)が毎年節分に発行している小絵馬の名称です。 その昔、元興寺の鐘楼に悪霊の変化である鬼が出て、都の人達を随分こわがらせたことがあります。その頃、尾張国から雷の申し子である大力の童子が入寺し、この鬼の髪毛をはぎとって退治したという有名な説話があります。 この話から、邪悪な鬼を退治する雷を神格化して、八雷神とか元興神と称することになり、鬼のような姿で表現することになりました。元興寺にまつわる鬼のことをガゴゼとかガンゴなどの発音で呼ばれ、日本全国に伝わっているようです。 元興神の鬼は、名古屋市出身の故杉本健吉画伯の図で、裏面の干支(えと)を表す図は毎年画家が変わっています。この絵馬は、鬼門(丑寅・東北)の方向に掛けます。○場所 旧坂東家住宅見沼くらしっく館・無料 ○期間 平成19年1月13日(土曜日)から2月12日(月曜日) (旧坂東家住宅見沼くらしっく館)
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