HOME

■2008年02月03日(日)  節分・豆まき
iwasikasira.JPG 716×537 34K
  今年の節分・豆まきは雪降る中で行われ大寒最後の日にふさわしい節分日和でした。大豆は焙烙(ほうろく)で囲炉裏火で煎りました。煎った豆は一升枡に入れ歳神様、神棚に供えたものを鬼退治にまきました。鬼を追い出したら戻って来ないうちに戸を全部閉めます。
「福は内、福は内、鬼は外」まかれた豆を歳の数だけ食べ、残った煎り大豆は初午(はつうま)料理の「しみづかり」作りに使います。
  イワシの頭に大豆の柄を刺し囲炉裏火であぶりながら呪文を唱えます。「稲の虫もチーリチリ、麦の虫もチーリチリ」等で浮気の虫でもパチンコの虫でもいいのです。「ヤッカガシ」はイワシ頭をあぶったものとヒイラギの枝を束ね、鬼が入らぬよう軒下の大戸入り口に祀りました。鬼はイワシの臭いとヒイラギの尖った葉が苦手のようです。

(さいたま市見沼区片柳)


■2008年01月23日(水)  初雪
hatuyuki20080123.JPG 716×537 155K
  私には初雪なのです。数日前に初雪が舞ったらしいのですが深夜の出来事で目にすることができませんでした。ここはさいたま市見沼区加田屋新田斜面林のクマザサです。ボタン雪が激しく降り始め視界ゼロ、二人の世界と思ったら、突然やんでしまいました。ついてないね!
  ご先祖さまの眠る墓地でのデートしたくないです。こんりんざい!!

(さいたま市見沼区笹丸)


■2008年01月20日(日)  えびす様(出びすさま)
debisusama20080120.JPG 716×537 45K
  七福神のえびす・大黒様は 漁業、商業の神様で、今日から11月まで稼ぎに行かれます。
そのために高盛飯(五合)、煮しめ、味噌汁、お新香、魚、お神酒でもてなしました。ここの恵比須さまはタイ、ブリよりサバが好きなようです。
 恵比須さま、酢の物も摂った方が御神体のためですよ!!!

(さいたま市見沼区片柳)


■2008年01月19日(土)  すいとん
suiton20080119.JPG 716×537 63K
  囲炉裏で鉄鍋いっぱいに作られた、すいとんは美味いね〜! 今ではすいとん専用粉もあるし、肉まで入っている。ダイコン、ニンジン、ゴボウ、カボチャ、ナガネギ、油揚げの野菜たっぷりの健康食だけど、食べ過ぎると肥満のもとになります。

(さいたま市見沼区片柳)


■2008年01月15日(火)  祝い棒・成木責め
narukizeme20080114.JPG 716×537 113K
 小正月に作った木刀の「祝い棒」は成木責めで果樹を叩き豊作予祝を願います。ここでは庭のカキノキ古木を呪文を唱えながら叩いていました。
   ♪なるかなんねいか、なんねと鉈でぶっ切るぞ!
    ♪カキノキを切り申す。なるかならぬか、ならずは切り申す!
    ♪なるか、ならねえか、ならぬと八方こうずくぞ! なると申します。 
  祝い棒は地方によって「嫁叩き棒」「孕め棒」とも言われ、子どもたちが通りがかりの女性の尻を叩くと子宝に恵まれると言われています。
  祝い棒はクリ、クルミ、クワ、コウゾ、ミズキ、ニワトコ、ヤナギの材で作りましたので、好みの孕め棒でお試しください。 

(さいたま市見沼区片柳)