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■2008年02月03日(日)
節分・豆まき
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 | 今年の節分・豆まきは雪降る中で行われ大寒最後の日にふさわしい節分日和でした。大豆は焙烙(ほうろく)で囲炉裏火で煎りました。煎った豆は一升枡に入れ歳神様、神棚に供えたものを鬼退治にまきました。鬼を追い出したら戻って来ないうちに戸を全部閉めます。 「福は内、福は内、鬼は外」まかれた豆を歳の数だけ食べ、残った煎り大豆は初午(はつうま)料理の「しみづかり」作りに使います。 イワシの頭に大豆の柄を刺し囲炉裏火であぶりながら呪文を唱えます。「稲の虫もチーリチリ、麦の虫もチーリチリ」等で浮気の虫でもパチンコの虫でもいいのです。「ヤッカガシ」はイワシ頭をあぶったものとヒイラギの枝を束ね、鬼が入らぬよう軒下の大戸入り口に祀りました。鬼はイワシの臭いとヒイラギの尖った葉が苦手のようです。(さいたま市見沼区片柳)
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