四季彩

■2008年06月14日（土）　オオスズメバチ

　　オオスズメバチ（写真上・スズメバチ科）がシラガシ（ブナ科）の樹液を吸いに来ていました。これから初冬まで毎日のように観察できます。体長40㎜位のオオスズメバチは貫禄十分でいつまで観察していても飽きません。スズメバチは普段は刺すようなことはありませんが知らずに巣に近づいたり、からかうと刺されます。毒性、攻撃性が強いから鉢合わせにならないよう気をつけてます。
　追伸・シラタマタケ（きのこ）とスズメバチとの関係を追いかけて二十年経ち、ちょっともスズメバチは恐くないです。

（さいたま市見沼区片柳）

■2008年06月11日（水）　六っ目籠編

　　カゴの数より切傷の数！！　タケヒゴは削っても、面取りする余裕がないから指は切り傷だらけです。刃物の切り傷よりタケヒゴでの切り傷は数倍痛いです。やっと編めるようになった六っ目編みカゴです。材はメダケ、ハチク、マダケ、モウソウチクで手当たり次第編んでます。ヤダケにも挑んだのですが矢も刃も立たなかったです。原因は竹を「割る」「切る」「削る」「剥ぐ」の竹ヒゴ作りの基本がうまく出来なかったからです。再々度挑戦してみます。青竹ヒゴで編むときはどの竹材も同じように編めますが、乾燥すると竹の種類によって個性豊かな歪みを表すのも美しさの一つで楽しみとしてます。竹製品が歪むのはタケの性いです。タケヒゴは編みやすい幅5mm、厚さ0．5mmを基準に剃ってます。

（さいたま市浦和区本太）

■2008年06月01日（日）　マダケタケノコ

　　　マダケタケノコ（イネ科マダケ属）が最盛期となっています。さいたま市のタケノコの発生順は「モウソウチク」「ハチク」「マダケ」で、私はこの３種類を主に食用にしています。タケノコと言えばモウソウチクのタケノコが最も親しまれていて、ハチク、マダケのタケノコはあまり食用に利用されていないようです。荒川河川敷内のハチクの穂先が刈り取られているところを見ると食べてる人もいるようです。私が美味く感じるタケノコは山に生えるネマガリタケが一番で、次にハチク、マダケ、モウソウチクの順です。このタケノコを採取した竹林の所有者はマダケタケノコは食べる習慣がないとのことでした。

（さいたま市見沼区片柳）

■2008年05月30日（金）　センダンの花

　　センダン（センダン科センダン属）の花が咲いていました。ここはさいたま市見沼区大谷の「大谷ホタルの里」公園です。この花が散って青い実がなる頃、ホタルが見られます。でも、ここ数日、２０度を下回るような気温続きなので今年のホタルの発生は遅いかも？

（さいたま市見沼区大谷）

■2008年05月18日（日）　竹柄杓（ひしゃく）試作

　　頼まれて竹柄杓（ひしゃく）の試作をしました。庭の水がめから植木鉢に水差しとして使うらしいのです。焼き物の水がめには金属製の柄杓は似合わないから竹製が欲しいと言う。七本作ったけど、どれも使い勝手がすごく悪いです。杓と柄の位置、握り、角度等を変えたけどやっぱり駄目で試作品は失敗でした。我家では柄杓の使い道はまったくありません。
　　6/1 写真の柄杓より太いマダケで作りました。二度目なのでそれなりに仕上がりました。

（さいたま市浦和区本太）

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