四季彩

■2012年11月27日（火）　米俵と叺（かます）　　　　　　　　稲わらシリーズ

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　　写真右が叺（かます）です。叺とは筵（むしろ）を二つ折りにし、両側を縫いとじたような袋で、主に穀類、塩、石炭、肥料などの貯蔵、運搬に用いられていました。我が家では石炭は買ったことがないので石炭叺は見たことがないです。根菜の収穫時「てご」が足らなくなった時、叺に入れて運んだり、岩塩叺がヤギやヒツジのために買ってありました。
　　この叺は「16．5　過燐酸　40㎏　配給　全購連」裏面には「製造　日産化学」と記されてあります。昭和16年5月と言えば、悲しいかな真珠湾奇襲攻撃の年であり、この叺が作られてから70年以上は経ているようです。

（さいたま市）

■2012年11月26日（月）　日本一大きい注連縄　　　　　　　稲わらシリーズ

　　宮地嶽神社（みやじだけじんじゃ）の日本一（？）といわれる大しめ縄です。
　　長さ１１メートル、直径２．６メートル、重さ３トンで３年ごとに架け替えられてきましたが、今年から恒例行事として毎年作り替えられるそうです。

（福岡県福津市）

■2012年11月26日（月）　注連縄　　　　　　　　　　稲わらシリーズ

　　左から荒神様用の八丁締め、右は井戸神様用の注連縄で井戸館の柱に飾りつけてありました。

（さいたま市）

■2012年11月26日（月）　注連縄（しめなわ）　　　　　　　　稲わらシリーズ

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　　注連縄は新しい稲わらで作り歳神様をはじめ、各神様や神木に飾ります。ここ旧坂東家住宅では大掃除の後に飾りつけをして新年を迎えます。
　　坂東家の正月飾りは、歳神棚、神棚（天照皇大神）、戎大黒神、荒神様、床の間、井戸神様、稲荷大明神、お不動様・弁財天、明神様、八幡様、（仏壇）に祀ります。注連縄に飾った植物はユズリハ（ユズリハ科ユズリハ属）です。

（さいたま市）

■2012年11月26日（月）　初午（はつうま）のわらづと　　　　　　　　稲わらシリーズ

　　二月の初午の日には郷土料理の「しもつかれ」と赤飯を炊いてわらづとに入れお稲荷様にそなえます。お稲荷様には商売繁盛と家内安全、農作物の豊穣を祈願します。藁苞（わらづと）は他の神様にもそなえ、仏様には器にて供えました。

（さいたま市）

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